フリッツがベレッティーニを倒して4回戦へ、ズベレフは3度目の対戦でマレーから初勝利 [ATPインディアンウェルズ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月7~17日/賞金総額914万6125ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第31シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第5シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を4-6 3-6で倒す番狂わせを演じてベスト16に進出した。

 南カリフォルニア生まれのフリッツは、故郷からそう遠くないこの場所でトップ10選手に対するキャリア7度目の勝利をマークした。

「僕はもうかなりの間、このような大きな大会でのよりよい成績を求めていたんだ。チャンスを逃したのは2度や3度じゃなかったからね」とフリッツはコメントした。

「ここではとても心地よくプレーできているよ。地元に近いから声援も受けられて、他の大会よりも大きな自信を持ってプレーできるんだ」

 フリッツは次のラウンドで、第10シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは対戦予定だった第20シードのジョン・イズナー(アメリカ)が棄権したため、不戦勝で16強入りを決めていた。

 女子を含め番狂わせが多発したこの日、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は何とか難を逃れた。チチパスが1セットダウンを克服して第25シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を2-6 6-3 6-4で退け、ズベレフは元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)に6-4 7-6(4)で競り勝った。

 ネット際の攻防となったマッチポイントでボレーをアウトしたあと、マレーはフラストレーションを爆発させてラケットを放り投げた。マレーは2016年以来となるトップ5に対する勝利を目指していたが、東京オリンピック金メダリストのズベレフがここ19試合のうち18勝を挙げていた地力を証明した。

「いい意味でも悪い意味でも、今日は安定性や一貫性のようなものがなかった」とマレーはお互いに8本ずつサービスエースを決めた試合を振り返った。

 股関節の大手術からの復帰の過程にあるマレーは、ワイルドカード(主催者推薦枠)でこの大会に出場した。彼はここ数年で2度の股関節手術を受け、今年3月には鼠径部のケガで約3ヵ月のツアー離脱を強いられていた。

 そのほかの試合では第14シードのガエル・モンフィス(フランス)、第22シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第24シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第29シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)が4回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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