新生ビリー ジーン・キング・カップでロシアが13年ぶり5度目の優勝、スイスは1998年に続いて決勝敗退
女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ) by BNPパリバ ファイナルズ」(チェコ・プラハ/11月1~6日/室内ハードコート)の決勝で、ロシア(グループA)がスイス(グループD)を2勝0敗で下して世界一に輝いた。
ビリー ジーン・キング・カップでロシアがタイトルを獲得したのは、2008年以来で通算5度目(2004~05年、07~08年、21年)となる。両国が同大会で対戦したのは1996年以来だったが、通算戦績はロシアの3勝1敗となった。
カナダと前回大会優勝国で第1シードのフランスに勝ってグループAを突破したロシアは、準決勝で第3シードのアメリカ(グループC)を2勝1敗で倒して決勝進出を決めていた。
スイスは1998年以来の決勝進出で初優勝を目指していたが、あと一歩届かなかった。
ビリー ジーン・キング・カップは新フォーマットの採用を決定して本来なら2020年から12ヵ国が一堂に会するファイナルズで優勝国を決めることになっていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされていた。
ファイナルズでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメント(準決勝)に進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。(テニスマガジン)
決勝トーナメント|11月6日(土)
決勝
ロシア(グループA)2-0 スイス(グループD)
R1 ○ダリア・カサキナ 6-2 6-4 ●ジル・タイヒマン
R2 ○リュドミラ・サムソノワ 3-6 6-3 6-4 ●ベリンダ・ベンチッチ
R3 エカテリーナ・アレクサンドロワ/ダリア・カサキナ 打切 ビクトリヤ・ゴルビッチ/シュテファニー・フェーゲレ
写真◎Getty Images
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