新生ビリー ジーン・キング・カップのファイナルズでロシアとスイスが決勝に進出
女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ) by BNPパリバ ファイナルズ」(チェコ・プラハ/11月1~6日/室内ハードコート)の大会5日目は決勝トーナメントの準決勝が行われ、ロシア(グループA)とスイス(グループD)が世界一の座をかけて対決することになった。
ロシアがダブルスを制して第3シードのアメリカ(グループC)を2勝1敗で倒し、スイスは第2シードのオーストラリア(グループB)を2勝0敗で下してそれぞれ決勝進出を決めた。
両国が同大会で最後に対戦したのは1996年で、通算の戦績は2勝1敗でロシアがリードしている。過去4度(2004~05年、07~08年)チャンピオンに輝いているロシアが13年ぶりのタイトル奪還を狙い、スイスは1998年以来の決勝で初優勝を目指している。
ビリー ジーン・キング・カップは新フォーマットの採用を決定して本来なら2020年から12ヵ国が一堂に会するファイナルズで優勝国を決めることになっていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされていた。
ファイナルズでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメント(準決勝)に進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。(テニスマガジン)
※[ ]数字はシード順位
決勝トーナメント|11月5日(金)
準決勝
ロシア(グループA)2-1 アメリカ[3](グループC)
R1 ○リュドミラ・サムソノワ 1-6 6-4 6-3 ●スローン・スティーブンス
R2 ●アナスタシア・パブリウチェンコワ 7-6(9) 6-7(2) 2-6 ○ダニエル・コリンズ
R3 ○ベロニカ・クデルメトワ/リュドミラ・サムソノワ 6-3 6-3 ●シェルビー・ロジャーズ/ココ・バンダウェイ
オーストラリア[2](グループB)0-2 スイス(グループD)
R1 ●ストーム・サンダース 0-6 3-6 ○ジル・タイヒマン
R2 ●アイラ・トムヤノビッチ 3-6 2-6 ○ベリンダ・ベンチッチ
R3 エレン・ペレス/ストーム・サンダース 打切 ビクトリヤ・ゴルビッチ/シュテファニー・フェーゲレ
写真◎Getty Images
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