「ジョコビッチこそが“GOAT”だ!」年間1位の最多記録で抜かれたサンプラスが称賛

写真は1998年に6年連続年間1位を達成したピート・サンプラス(アメリカ/左)と今年7年連続年間1位を達成したノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)(Getty Images)


 2021年シーズンに7度目の年末世界ナンバーワンを達成したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が6度で並んでいたピート・サンプラス(アメリカ)を追い抜き、史上最多記録を達成した。この偉業をサンプラスが称えている。

「年間1位は彼にとって7度目のこと。今シーズンに彼が成し遂げてきた偉業をさらに輝かせるものだ。彼は今後歳を重ねていくうちに、自分が達成したことへの感謝の気持ちが増していくだろう。現在の競争が激しい時代に彼は多くを成し遂げてきた。ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)のレジェンドが健在の中、新世代の選手たちの挑戦を真正面から受け止め、跳ね返してきた。この10年間で彼はグランドスラム大会で何度も優勝しており、7度も年間ナンバーワンで終えるという継続性を見ると、僕の意見では彼こそが明らかにグレーテスト・オブ・オール・タイム(G.O.A.T)だよ。グランドスラムを含め、多くの重大な大会で優勝してきた。彼のような選手がまた近いうちに登場するとは思えないし、もしかしたら永遠に生まれてこないかもしれない」

 小さい頃サンプラスに憧れていたというジョコビッチにとっては最高の栄誉だったはずだ。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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