女子テニスの先駆者ビリー ジーン・キングが『モハメド・アリ・レガシー賞』を受賞

写真はアクロンWTAファイナルズ・グアダラハラの女子シングルス表彰式でのビリー ジーン・キング(アメリカ)(Getty Images)


 グランドスラム大会で39回の優勝を誇るレジェンドのビリー ジーン・キング(アメリカ)が、スポーツイラストレイテッド・アワードで『モハメド・アリ・レガシー賞』を授与されることになった。キング氏は火曜日、アメリカ・フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで表彰される。

 ソフトボールのオリンピック金メダリストで野球解説者のジェシカ・メンドーサ(アメリカ)がこの賞を授与する役目を務める。これは何十年にも渡ってフェアプレーに献身し、アスリートとしてのキャリアで世界的なインパクトを与えてきた個人を称えるものだ。

 近年の受賞者にはプロバスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(2020年)、アメリカンフットボール選手のウォリック・ダン(2019年)とコリン・キャパニック(2017年)、プロレスラーのジョン・シナ(2018年)らがいる。

 キング氏は『オリジナル9』のひとりとして、1973年の女子テニス協会(WTA)設立に尽力した。WTAは2019年には29ヵ国で55大会を開催し、1億7900万ドルの賞金を提供するまでに成長している。彼女はまた女子スポーツ財団、ワールドチームテニス(WTT)、ビリー ジーン・キング・リーダシップ・イニシアティブ(BJKLI)などを創設した。

 スポーツ・イラストレイテッド・アワードはアメリカのスポーツ雑誌『スポーツ・イラストレイテッド(SI)』が認定するアスリートやチームの功績を称える賞で、そこではSIの本年度スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀スポーツ選手)が選ばれることになる。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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