ロシアがドイツを下して決勝進出、ルブレフとメドベージェフがともにストレート勝利 [デビスカップ・ファイナルズ]

写真は準決勝のドイツ戦で1勝目を挙げたアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド、オーストリア・インスブルック、イタリア・トリノ/11月25日~12月5日/室内ハードコート)の大会10日目は決勝トーナメントの準決勝残り1対戦がマドリッド会場で行われ、ロシア(グループA・1位)がドイツ(グループF・1位)を2勝1敗で下して2006年以来となる3度目の優勝に王手をかけた。

 第1試合でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がドミニク・コプファー(ドイツ)を6-4 6-0で退け、第2試合のエース対決でダニール・メドベージェフ(ロシア)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 6-4で倒して決勝進出を決めたあと、消化試合となったダブルスはアスラン・カラツェフ/カレン・ハチャノフ(ロシア)がケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ドイツ)に6-4 3-6 4-6で敗れた。

 ロシアは日曜日に行われる決勝で、前日に第6シードのセルビア(グループF・2位)を2勝1敗で破って勝ち上がった第4シードのクロアチア(グループD・1位)と対戦する。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と2位の中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。前回行われた2019年大会の決勝は、スペインがカナダを2勝0敗で下して8年ぶり6度目の優勝を果たしていた。(テニスマガジン)

決勝トーナメント|12月4日(土)

準決勝|マドリッド

ロシア(グループA・1位)2-1 ドイツ(グループF・1位)

R1 ○アンドレイ・ルブレフ 6-4 6-0 ●ドミニク・コプファー
R2 ○ダニール・メドベージェフ 6-4 6-4 ●ヤン レナード・ストルフ
R3 ●アスラン・カラツェフ/カレン・ハチャノフ 6-4 3-6 4-6 ○ケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles