ロシアがクロアチアを下して3度目の優勝、ATPカップに続き2021年チーム戦2冠を達成 [デビスカップ・ファイナルズ]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/18652/images/main_6ec43f1a7609264ec6d7242c4950891f.jpg?w=850)
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド、オーストリア・インスブルック、イタリア・トリノ/11月25日~12月5日/室内ハードコート)の決勝でロシア(グループA・1位)が第4シードのクロアチア(グループD・1位)を2勝0敗で下し、2006年以来となる3度目の優勝を飾った。
第1試合でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がボルナ・ゴヨ(クロアチア)を6-4 7-6(5)で倒し、第2試合のエース対決でダニール・メドベージェフ(ロシア)がマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(7) 6-2で退けた。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。
同大会で両国が対決したのはこれが3度目だったが、ロシアが2勝1敗と勝ち越した。前回開催された2019年はグループステージで対戦し、ロシアが3勝0敗で勝っていた。世界ランク2位のメドベージェフはシングルス5試合で1セットも落とさず全勝してロシアをけん引し、2月のATPカップ(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いて母国を2021年チーム戦2冠に導いた。
デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。
ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と2位の中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。前回行われた2019年大会の決勝は、スペインがカナダを2勝0敗で下して8年ぶり6度目の優勝を果たしていた。(テニスマガジン)
決勝トーナメント|12月5日(日)
決勝|マドリッド
ロシア(グループA・1位)2-0 クロアチア[4](グループD・1位)
R1 ○アンドレイ・ルブレフ 6-4 7-6(5) ●ボルナ・ゴヨ
R2 ○ダニール・メドベージェフ 7-6(7) 6-2 ●マリン・チリッチ
R3 アスラン・カラツェフ/アンドレイ・ルブレフ 打切 ニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ
写真◎Getty Images
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