メドベージェフがグランドスラム2大会連続制覇に向けて1勝目、マレーはメルボルン・パークで5年ぶりの勝利 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がヘンリー・ラクソネン(スイス)を6-1 6-4 7-6(3)で下して大会をスタートした。試合時間は1時間54分。
全豪に6年連出場となる25歳のメドベージェフは、昨年の大会で自己最高の準優勝をマーク。最後はノバク・ジョコビッチ(セルビア)に5-7 2-6 2-6で敗れたが、同年9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)では決勝でジョコビッチに6-4 6-4 6-4で勝ってグランドスラム初制覇を果たした。
メドベージェフは次のラウンドで、ニック・キリオス(オーストラリア)と予選を勝ち上がってきたリアム・ブローディ(イギリス)の勝者と対戦する。
ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り3年ぶりに参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)は第21シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-1 3-6 6-4 6-7(5) 6-4で倒し、4回戦で敗れた2017年以来の勝ち星を挙げた。
5度準優勝した実績を持つマレーが最後に同大会でプレーしたのは2019年のことで、深刻な腰のケガに苦しんでいた彼はその大会期間中の記者会見で涙を流しながら引退を示唆した。しかしそのあとマレーはキャリアを延長するために2度目の手術を受け、今はランキングを上げようと奮闘している。
そのほかの試合では第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第24シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、ブノワ・ペール(フランス)、マキシム・クレッシー(アメリカ)、パブロ・アンドゥハル(スペイン)、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)、予選勝者のダニエル太郎(エイブル)とトマーシュ・マチャク(チェコ)が2回戦に駒を進めた。
第22シードのジョン・イズナー(アメリカ)はクレッシーとの同胞対決に6-7(2) 5-7 7-6(4) 7-6(4) 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○68パブロ・アンドゥハル(スペイン)6-1 7-5 6-1 ●67ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)[LL]
○74アンディ・マレー(イギリス)[WC] 6-1 3-6 6-4 6-7(5) 6-4 ●73ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)[21]
○75ダニエル太郎(日本/エイブル)[Q] 7-6(5) 6-1 6-1 ●76トーマス・バリオス ベラ(チリ)[Q]
○77スティーブ・ジョンソン(アメリカ)7-6(5) 6-7(6) 4-6 6-3 6-3 ●78ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)
○91ブノワ・ペール(フランス)6-4 3-6 7-5 2-6 7-5 ●92チアゴ・モンテーロ(ブラジル)
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○105ダニエル・エバンズ(イギリス)[24] 6-4 6-3 6-0 ●106ダビド・ゴファン(ベルギー)
○112フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[9] 6-4 0-6 3-6 6-3 6-4 ●111エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)
○117トマーシュ・マチャク(チェコ)[Q] 6-3 2-6 6-4 6-2 ●118フアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)
○119マキシム・クレッシー(アメリカ)7-6(2) 7-5 6-7(4) 6-7(4) 6-4 ●120ジョン・イズナー(アメリカ)[22]
○128ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2] 6-1 6-4 7-6(3) ●127ヘンリー・ラクソネン(スイス)
写真◎Getty Images
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