今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」（オーストラリア・ビクトリア州メルボルン／本戦1月27～30日／ハードコート）の男子シングルス3回戦で、第4シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）が6-3 7-5 6-7(2) 6-4でブノワ・ペール（フランス）を倒した。

ベスト16に進めてどんな気持ち？

「いい気分だ。今日の試合にも満足している。相手のほうが楽にポイントを取れている時間帯があった。彼が一発で決めにきたからね。サービスもショットもよかった。終盤の自分の戦いぶりに満足している。僕のほうが手数を掛けてポイントを取らなければいけなかったけど、必要なときに辛抱強く粘ることができた。ゴメン、ちょっと寒いな」

寒いこと以外に身体は大丈夫？　肘の状態は？

「肘はとてもいい状態だ、ありがとう」

Netflixのカメラがたくさん周りにある。そしてNetflixウィナーがたくさんいた。密着される中で勝つのはどんな気分？

「Netflixウィナー？」

Netflixのカメラが追いかけている選手のほとんどが今日勝った。

「じゃあ、もっと頻繁に撮影してほしいね。何と言えばいい？　撮影されるのを楽しんでいるよ」

君が試合中のコーチングでバイオレーションを受けたとき、驚いているように見えた。

「どうして受けたのか、わからなかった。コート内でのポジションがおかしかったから、笑ってしまったんだ。コーチの場所からかなり離れていたし、背中を向けていた。どこからバイオレーションがきたのかわからず、笑ってしまった。まったく予想外の出来事だった」

会見の前アイスバスに入っていた？　これまでのキャリアで試合後ずっとそうしてきた？

「いや、この4、5年かな。でもアイスバスの直後の会見は初めてだ。本来ならある程度時間を置きたいからね」

次の相手はテイラー・フリッツ（アメリカ）だ。どう思っている？

「ビッグサーバー、ビッグヒッター。彼には武器がある。過去に対戦経験もある。ぶれずに彼を後方に押し込まなければならないだろう。自分のショットとサービスをぶれずに打ち続けることが重要になると思う。その試合の中でチャンスがあるときは、しっかり集中したい。そのとき、そのときに集中してどちらも強打を打つときは、少し想像力を生かしたプレーが必要になる」