右手の指を負傷したティームが出場取り消し [コルドバ・オープン]

写真は2021年フレンチ・オープンで練習中のドミニク・ティーム(オーストリア)、右はコーチのニコラス・マスー(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「コルドバ・オープン」(ATP250/アルゼンチン・コルドバ/1月31日~2月6日/賞金総額49万3875ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードのペドロ・マルチネス(スペイン)がチアゴ・モンテーロ(ブラジル)に4-6 6-4 7-6(4)で競り勝った。試合時間は1時間53分。

 マルチネスは次のラウンドで、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)と対戦する。ロンデロは2019年大会の優勝者で、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している。

 そのほかの試合ではジャウメ・ムナール(スペイン)が第7シードのブノワ・ペール(フランス)を6-4 7-5で倒す番狂わせを演じ、予選勝者のフアン パブロ・バリラス(ペルー)はファクンド・バグニス(アルゼンチン)との接戦を6-4 5-7 7-6(5)で制してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 今大会のトップシードはディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)で、上位4シードは初戦がBYEで免除されているため2回戦からの登場となる。

 第2シードだったドミニク・ティーム(オーストリア)は右手の指を負傷したため棄権し、ニコラ・ミロジェビッチ(セルビア)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)として繰り上がった。

 昨年6月のマヨルカ(ATP250/グラスコート)で手首を痛めて戦線を離脱したティームは準備が整わなかったためオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)への参戦を見送り、この大会で復帰する予定になっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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