「WTAが決断するまでロシア人、ベラルーシ人とは対戦しない」ウクライナのスビトリーナがロシア人選手との1回戦を棄権 [WTAモンテレイ]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/19505/images/main_8e21f578d7f6be1d0589f7296afcdb44.jpg?w=850)
3月2日(水)に「GNP保険オープン」(WTA250/メキシコ・モンテレイ/2月26日~3月6日/賞金増額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でロシアのアナスタシア・ポタポワと対戦予定だった第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、自身のインスタグラムでこの試合を棄権すると発表した。
「現在の情勢について、私たちの組織であるATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子プロテニス協会)、ITF(国際テニス連盟)からの正式な発表が行われる必要がある。私たちウクライナ人選手は、ATP、WTA、ITFに対して、IOC(国際オリンピック委員会)が発表したのと同じように、ロシアとベラルーシの選手たちは、国のシンボル、カラー、国旗、国歌などで自国を代表してはならないことをルール化して欲しいと伝えた。それに関連して、私は明日のモンテレイでの試合に出場しない。その後も、WTAなどの組織が必要な決断を下すまではロシア人選手、ベラルーシ人選手との試合にプレーしない。私はロシア人選手を批判するつもりはない。彼らは、私の母国に対する侵攻について何も責任がないから。それよりも、この戦争に対して勇敢にも反対する意思を表明した選手たち、とくにロシアとベラルーシの選手たちには敬意を表したい。彼らのサポートはこの時勢に欠かせないもの」
写真◎Getty Images
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