「両親が私たちを脱出させてくれた」イエストレムスカがウクライナでの体験を告白 [リヨン・オープン]

WTAドバイで準々決勝に進出したデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・メトロポル ド リヨン・オープン」(WTA250/フランス・リヨン/2月日28~3月6日/賞金総額23万9477ドル/室内ハードコート)の女子ダブルス1回戦で、デヤナ・イエストレムスカ/イバンナ・イエストレムスカ(ともにウクライナ)はジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)/セニア・ノール(スイス)に2-6 4-6で敗れた。姉妹が体験した衝撃的な出来事について、姉のデヤナが自身のインスタグラムに投稿した。

 デヤナは2月に開催されたドバイ・テニス選手権は予選から勝ち上がりベスト8進出したあと、ウクライナに帰国した際の体験を告白した。

「地下駐車場で二晩過ごしてから、両親は私と妹をウクライナから脱出させることを決断した。ママ、パパ、愛している。体に気をつけて!!! 私は自分の国を愛している。ウクライナの皆、自分の命を守ってください」

 投稿には出国を待つ姉妹、両親と別れる姿、船から手を振るイエストレムスカ姉妹、川の岸辺から2人を見送る両親の動画などがアップされている。

 無事に帰国したイエストレムスカ姉妹はその後、フランスのリヨンへ移動してリヨン・オープンに出場している。

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写真◎Getty Images

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