ダブルスでも熱戦、イズナー/ソックが第1シード撃破 [ATPインディアンウェルズ]
ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日10~20日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子ダブルス1回戦で、ジョン・イズナー/ジャック・ソック(ともにアメリカ)が第1シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(ともにクロアチア)を7-6(2) 3-6 [10-7]で破る番狂わせが起きた。
番狂わせと言ってもソックはグランドスラム大会で優勝経験もあるダブルス巧者で、彼らがワイルドカード(主催者推薦枠)で参戦したことから第1シードペアにとってはドロー運が悪かったと捉えることもできる。
イズナー/ソックが次に対戦するのは、同じくワイルドカードで出場したタナシ・コキナキス/ニック・キリオス(ともにオーストラリア)という強敵となる。コキナキス/キリオスは先のオーストラリアン・オープン優勝ペアであり、この日の1回戦で強豪のイバン・ドディグ(クロアチア)/マルセロ・メロ(ブラジル)を7-5 1-6 [10-2]で倒して勝ち上がった。
さらに今回の男子ダブルスには、ベテランのダブルス巧者であるフェリシアーノ・ロペス(スペイン)とステファノス・チチパス(ギリシャ)のペアもワイルドカードを受け取っている。2月末のアカプルコでロペスに教えを請いながらダブルスでのツアー初タイトルを獲得したチチパスは今回も同じペアでダブルスに参戦し、1回戦でレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マクラクラン勉(イカイ)を7-6(5) 6-4で退け同ペアでの連勝記録を「5」に伸ばした。
また昨年から時折組んでATPツアーで優勝も経験しているアスラン・カラツェフ/アンドレイ・ルブレフ(ともにロシア)も出場しており、同日にロベルト・バウティスタ アグート/アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(ともにスペイン)に6-7(4) 7-6(6) [10-5]で競り勝ち2回戦に駒を進めた。
カラツェフ/ルブレフは次のラウンドで、第3シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)とニコラ・マウ/ファブリス・マルタン(ともにフランス)の勝者と対戦する。ピエール ユーグ・エルベール(フランス)とのペアでグランドスラム大会でも多くのタイトルを獲得しているマウはワクチン未接種を理由にエルベールがアメリカの大会に出場できないため、今回はパートナーを代えてノーシードで臨んでいる。
写真◎Getty Images
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