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2022-03-29

海外ニュース

アルカラスがチリッチをストレートで退け4回戦へ [マイアミ・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真はカルロス・アルカラス（スペイン）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」（ATP1000／アメリカ・フロリダ州マイアミ／3月23日～4月3日／賞金総額955万4920ドル／ハードコート）の男子シングルス3回戦で、第14シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が第21シードのマリン・チリッチ（クロアチア）を6-4 6-4で下してベスト16に進出した。

　18歳ながら堂々たるトッププレーヤーぶりを見せるアルカラスはチリッチ戦でも重要なポイントで強さを発揮し、第1セットでは1-1からの早い段階でブレークしてそのリードを守る形でセットを先取した。

「あれは第1セット唯一のブレークだったけど、試合の出だしにいい感触を掴んで自信を得るために重要なものだった。あれが第1セットのカギだったと言っていいと思う。そしてセットを先取することは、極めて重要だった」とアルカラスは振り返った。

　いいプレーをしていたチリッチを相手に第2セットでも堅固な戦いを見せたアルカラスは、キープ合戦で進んだ4-4からふたたび相手のサービスゲームを破った。30-30から相手のセカンドサーブを攻撃し、その返球をフォアハンドの逆クロスを叩きこんでブレークポイントを握ると、次のポイントではコートの外から放った非常に深いバックハンドでチリッチにミスを強い、大事なポイントでの卓越した勝負強さを示して見せた。

　試合直後のインタビューで観客から贔屓的な応援を受けたことについて尋ねられたアルカラスは、「観客たちは僕のプレースタイルを気に入ってくれているのだと思う。またマイアミでは多くの人々がスペイン語を話すから、それもあるのかもしれないね」と照れ笑いをしながら答えた。

　アルカラスは4回戦で、第25シードのアレックス・デミノー（オーストラリア）を6-4 6-3で破って勝ち上がった第3シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）と対戦する。

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写真◎Getty Images

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