アルカラスがUSオープンに続いてチチパスに連勝、ベスト8が出揃う [マイアミ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第14シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-5 6-3で下して8強入りを決めた。試合時間は1時間50分。

 先にブレークに成功したチチパスは第1セットで5-2とリードしたが、反撃したアルカラスがそこから7ゲームを連取して試合をひっくり返し、最後に相手のサービスゲームを破って試合を締めくくった。

 ふたりはこれが2度目のマッチアップだったが、18歳のアルカラスが2連勝を飾った。両者は昨年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦で初対決し、アルカラスが大接戦の末に6-3 4-6 7-6(2) 0-6 7-6(5)で勝って対トップ10初勝利を挙げていた。

 アルカラスは次のラウンドで、第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ) を3-6 6-1 6-4で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第9シードのヤニク・シナー(イタリア) 、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 世界ランク103位のセルンドロは第28シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-7(2) 7-6(3) 6-2で退け、ATPマスターズ1000大会本戦デビューからの快進撃を継続した。

 準々決勝ではメドベージェフがフルカチュと、ズベレフがルードと、シナーはセルンドロと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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