地元アメリカ勢対決を制したオペルカとモーがベスト8に進出 [US男子クレーコート選手権]

写真はデルレイビーチ・オープンでのライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/4月4~10日/賞金総額66万5330ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのライリー・オペルカ(アメリカ)が予選勝者のミッチェル・クルーガー(アメリカ)との地元勢対決を3-6 6-2 6-4で制してベスト8に進出した。試合時間は1時間53分。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、オペルカはこの試合が初戦だった。

「彼はいいプレーをした。彼はのびのびとプレーし、僕はそうではなかった。僕たちは状況が違っていたからね」とオペルカは試合後にコメントした。

「彼はのびのびとプレーしてきたけど、僕はクレーコートでまだ1試合もプレーしていなかった。彼は(予選から)3試合をプレーしていたから、勢いが違っていたよ。これは彼にとって、自由にプレーして勝利を勝ち取るチャンスだったね。僕は特にコートサーフェスの変わり目で必ずしも安定感のある選手ではないから、とにかく僕にとってはいい勝利だったよ」

 そのパワフルなサービスを武器とするオペルカは高いキープ力を誇っているが、この試合では第1セットで2度もブレークされた。前週に終了したマイアミ(ATP1000/ハードコート)の2回戦を右肩のケガを理由に途中棄権を強いられていたオペルカは、キックサーブを打つ際にまだ多少なりとも同じ問題に煩わされているのだと明かした。

 第2セットに入るとオペルカはサービスを打つときの痛みを気にせず思い切っていくことで形勢を逆転させ、最後は15本目のサービスエースで試合を締めくくった。

 オペルカは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したJ.J.ウルフ(アメリカ)を6-1 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)と対戦する。

 そのほかの試合ではワイルドカードで出場したニック・キリオス(オーストラリア)が第7シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-4 6-2で倒し、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマイケル・モー(アメリカ)はサム・クエリー(アメリカ)を6-2 6-4で下し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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