「10点満点で1点だ!」キリオスがマイアミ・オープン4回戦のアンパイアを痛烈批判

マイアミ・オープン4回戦の第1セットでアンパイアに抗議するニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 3月30日のマイアミ・オープン4回戦でニック・キリオス(オーストラリア)がヤニック・シナー(イタリア)に敗れた試合で、観客席にいた友人に「今日のアンパイアなら自分のほうがうまく試合をコントロールできる」と主審のカルロス・ベルナルデス氏を批判したことで、3万5000ドル(約430万円)の罰金を科せられた。キリオスがその試合を振り返り、再度アンパイアを批判した。

「観客の皆がアンパイアにブーイングをして、彼が突然注目の的になってしまったら、それはもう彼の仕事ではない。スタジアムにいる観客のうち、アンパイアが話したり、プレーしたり、何かをするのを観に来ている人は一人もいない。そして、ヤニック・シナーはテニス界で素晴らしい才能に恵まれたスター候補だ。俺のプレーを楽しみに観に来てくれる人もたくさんいる。俺のサービスゲームで40-0なのに、アンパイアは話し始めたんだ。観客はアンパイアが気に入らなかったから、彼自身に静かにするように言ったんだ。そこで彼は俺のサービスゲームを邪魔し始めて、サービスを打つことができなくなった。彼は観客に話していたが、俺は“何をしているんだ?”となった。“一体お前は何をしているんだ?”とね。アンパイアが観客からブーイングされているのは、いい仕事をしていないから。あれほどアンパイアが観客に嫌われる試合は、人生で初めてだ。彼は俺の言ったこと、観客の反応に傷ついていた。しかし、今はジャッジ自体をすべて機械が行っているのだから、アンパイアの仕事をスコアをコールするだけ。そんなことはテニスファンなら誰だってできる。椅子に座って15-0とコールするだけだ。“ゲーム、キリオス””ゲーム、シナー”。彼はそれさえも満足にできていなかった。あのアンパイアを採点するなら、10点満点で1点だ!」

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写真◎Getty Images

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