世界7位のプリスコバが復帰3戦目で今季初勝利 [WTAチャールストン]

写真は復帰3戦目で今季初勝利を挙げたカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月4~10日/賞金総額88万8636ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)を5-7 7-5 6-4で倒し、今シーズンの初勝利をマークした。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、プリスコバはこの試合が初戦だった。この試合は火曜日に始まったが、雨のためプリスコバから5-7 3-2の時点で翌日に持ち越されていた。

 オフシーズンのジムワーク中に事故で手首を骨折したプリスコバはオーストラリアン・オープン欠場を余儀なくされ、3月に復帰したがインディアンウェルズとマイアミではいずれも初戦敗退に終わっていた。

「手首はうまく持ち堪えている。気分はいいわ。フルに練習することさえできていなかったから、あまり期待はしていなかったの。普通は何ヵ月も練習を積んでいる時期だけど、インディアンウェルズの前に何日か練習できただけだったから。この一件からポジティブなものを引き出したいわ」とプリスコバはWTA(女子テニス協会)とのインタビューで語った。

「オフシーズンと合わせると4~5ヵ月になる訳だから、私にとって非常に長い戦線離脱だった。試合勘を取り戻すには時間が必要だけど、とにかく戻ってこれてうれしいわ」

 プリスコバ次のラウンドで、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。アレクサンドロワは苦戦を強いられたが、2-6 7-5 5-2とした時点で対戦相手のジェン・チンウェン(中国)が棄権したため勝ち上がりを決めた。

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写真◎Getty Images

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