大坂なおみが昨シーズン2勝2敗に終わったクレーコートシーズン初戦に臨む [マドリッド・オープン]

写真は大会に備えて会場で練習中の大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(スペイン・マドリッド/4月28日~5月7日/賞金総額657万5560ドル/クレーコート)のドロー抽選が行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク36位(4月25日付)の大坂なおみ(フリー)は女子シングルス1回戦で予選勝者のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と初対戦することになった。

 今大会に2年連続5度目の出場となる24歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。第2シードで臨んだ昨年は、2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に4-6 6-3 1-6で敗れていた。

 大坂は2021年シーズンに東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まったが、クレーコートでは4試合で2勝2敗と揮わなかった。今季の大坂はここまで4大会でプレーし、マイアミ(WTA1000/ハードコート)で準優勝するなど11勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

 予選には土居美咲(ミキハウス)が出場していたが、初戦で第9シードのアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に6-7(4) 4-6で敗れていた。

 そのほかの日本勢は青山修子(近藤乳業)/チャン・ハオチン(台湾)と穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)がダブルスにエントリーしており、初戦の対戦相手は第8シードの青山/チャンがケイトリン・クリスチャン(アメリカ)/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)、穂積/二宮はアリシア・ロソルスカ(ポーランド)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)となっている。

 マドリッド・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス64ドロー、ダブルス30ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選1回戦

●34土居美咲(日本/ミキハウス)6-7(4) 4-6 ○33アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)[9]

上位出場選手シード順位|シングルス

イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]※右肩のケガで欠場
パウラ・バドーサ(スペイン)[2]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[3]
マリア・サカーリ(ギリシャ)[4]
カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[5]
ダニエル・コリンズ(アメリカ)[6]
ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[7]
オンス・ジャバー(チュニジア)[8]

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写真◎Getty Images

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