シングルスのドローが決定、大坂なおみの初戦は全豪で敗れた第27シードのアニシモワ [フレンチ・オープン]

写真はフィリップ・シャトリエ・コートで練習中の大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の組み合わせ抽選が行われ、世界ランク38位(5月16日付)の大坂なおみ(フリー)は女子シングルス1回戦で第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦することになった。

 両者の過去の対戦成績は、1勝0敗でアニシモワがリード。今年の1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で初対決しており、アニシモワが4-6 6-3 7-6(10-5)で勝っている。

 ロラン・ギャロスに2年連続6度目の出場となる24歳の大坂は、3度の3回戦進出(2016年、18~19年)がこれまでの最高成績。第2シードとして臨んだ昨年は初戦を突破したが、メンタルヘルスの問題で2回戦を前に棄権していた。

 大坂は2021年シーズンに東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まったが、クレーコートでは4試合で2勝2敗だった。今季の大坂はここまで5大会でプレーし、マイアミ(WTA1000/ハードコート)で準優勝するなど12勝4敗の戦績を残している。

 そのほかの女子日本勢は土居美咲(ミキハウス)がダイレクトインしており、初戦の対戦相手は地元選手のアリゼ・コルネ(フランス)に決まった。

 女子のトップシードは2020年大会チャンピオンでマッチ28連勝中のイガ・シフィオンテク(ポーランド)、前年覇者のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第2シード、グランドスラム初優勝を目指すパウラ・バドーサ(スペイン)が第3シード、前年に4強入りしたマリア・サカーリ(ギリシャ)は第4シードとなっている。

 ランキング上位では前年の準優勝者で世界21位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が膝のケガにより、同32位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は心身の状態が万全でないため(のちに妊娠を発表)出場を見送った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子シングルス|シード選手と日本人選手1回戦組み合わせ

1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]

8リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[25]

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9シモナ・ハレプ(ルーマニア)[19]

14土居美咲(日本/ミキハウス)vs 13アリゼ・コルネ(フランス)

16エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[13]

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17ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[11]

24タマラ・ジダンセク(スロベニア)[24]

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25エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[30]

32カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[8]

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33パウラ・バドーサ(スペイン)[3]

40ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[29]

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41マディソン・キーズ(アメリカ)[22]

48エレナ・リバキナ(カザフスタン)[16]

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49ダニエル・コリンズ(アメリカ)[9]

56ダリア・カサキナ(ロシア)[20]

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57カミラ・ジョルジ(イタリア)[28]

64アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[7]

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65オンス・ジャバー(チュニジア)[6]

72ペトラ・クビトバ(チェコ)[32]

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73アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[21]

80エマ・ラドゥカヌ(イギリス)[12]

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81ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[14]

88レイラ・フェルナンデス(カナダ)[17]

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89アマンダ・アニシモワ(アメリカ)[27] vs 90大坂なおみ(日本/フリー)

96マリア・サカーリ(ギリシャ)[4]

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97アネット・コンタベイト(エストニア)[5]

104エリース・メルテンス(ベルギー)[31]

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105コリ・ガウフ(アメリカ)[18]

112ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[10]

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113ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[15]

120ジル・タイヒマン(スイス)[23]

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121ソラナ・シルステア(ルーマニア)[26]

128バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[2]

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写真◎Getty Images

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