ペグラがベグを倒してグランドスラム2大会連続8強入り [フレンチ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が1セットダウンからイリア カメリア・ベグ(ルーマニア)を4-6 6-2 6-3で倒してベスト8に進出した。試合時間は2時間8分。

 グランドスラム大会でペグラが4回戦を突破したのは、2021年と22年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてキャリア3度目となる。

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となる28歳のペグラは、昨年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。そのときは2試合を勝ち上がったあと、同胞対決でソフィア・ケニン(アメリカ)に6-4 1-6 4-6で敗れていた。今季のクレーコートシーズンでのペグラはタイトルにあと一歩届かなかったが、5月のマドリッドでWTA1000レベルの大会では初の決勝進出を果たした。

 2019年8月にワシントンDC(WTAインターナショナル/ハードコート)でWTAツアー初優勝を飾ったペグラは、両親がNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーであることでも知られている。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、ペグラが初勝利を挙げた。2020年3月のインディアンウェルズ(WTA125K/ハードコート)準々決勝と今年1月のメルボルン(WTA250/ハードコート)1回戦で顔を合わせ、いずれもベグがストレートセットで勝っていた。

 今大会でのペグラは1回戦でワン・チャン(中国)を6-2 6-4で、2回戦でアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-1 5-7 6-4で、3回戦では第24シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)を6-1 7-6(2)で破って16強入りを決めていた。

 ペグラは準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と19歳のジェン・チンウェン(中国)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles