カサキナが3度目のグランドスラム準々決勝で初勝利、クデルメトワとの25歳ロシア勢対決を制す [フレンチ・オープン]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)との同胞対決を6-4 7-6(5)で制し、グランドスラム大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は2時間8分。

 ロラン・ギャロスに7年連続出場となる25歳のカサキナは、2018年にグランドスラム大会で初の8強入り。昨年は2試合を勝ち上がったあと、3回戦でソラナ・シルステア(ルーマニア)に3-6 2-6で敗れていた。

 2014年の同大会でカサキナはジュニアの部に参戦し、タイトルを獲得していた。カサキナが四大大会の準々決勝でプレーしたのは、2018年ウインブルドンウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で3度目だった。

 この結果でカサキナは、同い年のクデルメトワとのツアーでの対戦成績を2勝0敗(ジュニア国際大会を含めると4勝0敗)とした。両者は昨年3月にサンクトペテルブルク(WTA500/室内ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、カサキナが1-6 6-1 6-2で勝っていた。

 今大会でのカサキナは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のレベッカ・スランコバ(スロバキア)を6-2 6-0で、2回戦で予選勝者のフェルナンダ・コントレラス ゴメス(メキシコ)を6-0 6-3で、3回戦でシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-3 6-2で、4回戦では第28シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-2で破って8強入りを決めていた。

 カサキナは準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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