クデルメトワがキーズを倒して8強入り、グランドスラム大会シングルスで自己最高の進撃を継続 [フレンチ・オープン]

写真はベロニカ・クデルメトワ(ロシア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が1セットダウンを克服して第22シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を1-6 6-3 6-1で倒してベスト8に進出した。試合時間は1時間41分。

 2度の予選敗退を含めてロラン・ギャロスに6年連続出場となる25歳のクデルメトワは、初めて本戦にダイレクトインした2019年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第29シードとして臨んだ昨年は、2回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に6-7(7) 7-5 5-7で惜敗していた。

 両者は今回が初対戦。クデルメトワは昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でダブルス準優勝の実績を残しているが、シングルスでは過去12回のグランドスラム大会で3回戦より先に勝ち進んだことがなかった。

 今大会でのクデルメトワは1回戦で予選勝者のジュ・リン(中国)を6-4 3-6 6-3で、2回戦で予選勝者のアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を6-3 6-3で破り、3回戦は第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が第2セット途中で棄権したため16強入りを決めていた。

 クデルメトワは次のラウンドで、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは4回戦で、第28シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-2で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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