前日に誕生日を迎えたシフィオンテクがペグラを倒して21歳の初勝利、優勝した2020年以来の準決勝進出 [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-2で倒してベスト4に進出した。試合時間は1時間29分。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から5大会連続優勝中のシフィオンテクは、キャリア最長の連勝記録を「33」に伸ばした。

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となる21歳のシフィオンテクは、秋に開催された2020年大会でノーシードから1セットも落とさず1997年のイバ・マヨーリ(クロアチア)以来となる10代チャンピオンに輝いた。タイトル防衛に挑んだ昨年は、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に4-6 4-6で敗れていた。

 この結果でシフィオンテクは、ペグラとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは3月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、シフィオンテクが6-2 7-5で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-2 6-0で、2回戦でアリソン・リスク(アメリカ)を6-0 6-2で、3回戦でダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)を6-3 7-5で、4回戦では19歳のジェン・チンウェン(中国)を6-7(5) 6-0 6-2で破って8強入りを決めていた。

 前日に21歳の誕生日を迎えたシフィオンテクは次のラウンドで、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは準々決勝で、第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 7-6(5)で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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