2年前に敗れたトレビザンを退けたガウフが18歳で初のグランドスラム決勝進出 [フレンチ・オープン]

写真はコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第18シードのコリ・ガウフ(アメリカ)がマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-3 6-1で退けグランドスラム初優勝にあと1勝と迫った。試合時間は1時間28分。

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となる18歳のガウフは、2度目の本戦だった昨年の大会でグランドスラム自己最高のベスト8をマーク。初めてシード選手としてプレーして4試合を勝ち抜き、準々決勝でバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に6-7(6) 3-6で敗れていた。

 この結果でガウフは、トレビザンとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は秋に開催された2020年大会の2回戦で一度顔を合わせており、トレビザンが4-6 6-2 7-5で勝っていた。

 今大会でのガウフは1回戦で予選勝者のレベッカ・マリノ(カナダ)を7-5 6-0で、2回戦でアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-1 7-6(4)で、3回戦でカイア・カネピ(エストニア)を6-3 6-4で、4回戦で第31シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 6-0で、準々決勝ではスローン・スティーブンス(アメリカ)を7-5 6-2で破って4強入りを決めていた。

 2018年にはジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つガウフは最終ラウンドで、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-1で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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