国枝慎吾は単複2冠ならず、ヒュウェット/リードが3連覇 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は(右から)ゴードン・リード(イギリス)、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)、国枝慎吾(ユニクロ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いす男子ダブルス決勝でグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(ユニクロ)は第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)に6-7(5) 6-7(5)で競り負け、ヒュウェット/リードが3連覇を果たした。試合時間は2時間20分。

 両ペアは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも決勝で対戦し、ヒュウェット/リードが6-2 4-6 [10-7]で勝っていた。

 ヒュウェット/リードがグランドスラム大会でタイトルを獲得したのは、2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)から10大会連続で通算15回目(全豪3回、全仏3回、ウインブルドン4回、全米5回)となった。同ペアは東京パラリンピックでは銀メダルに終わったが、2021年シーズンに『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』を達成した。

 今大会でのヒュウェット/リードは、初戦となった準決勝でダニエル・カベルサスチ/マルティン・デ ラ プエンテ(ともにスペイン)を6-2 3-6 [10-8]で破って勝ち上がっていた。

 シングルスに第2シードで出場していた国枝は前日に行われた決勝で第3シードのフェルナンデスを6-2 5-7 7-5で倒しており、単複2冠を目指していた。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各12ドロー&男女ダブルス各6ドローで争われた。

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写真◎Getty Images

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