サバレンカとアレクサンドロワが決勝に進出、ダブルスはペレス/ジダンセクが優勝 [WTAスヘルトーヘンボス]

写真はエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「リベマ・オープン」(WTA250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月6~12日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝が行われ、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)がタイトルをかけて対決することになった。

 第1シードのサバレンカがシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を7-6(6) 6-0で倒し、第7シードのアレクサンドロワは第6シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-1で退けた。

 2021年シーズンにグラスコートで3大会に参戦して7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン)でグランドスラム自己最高のベスト4をマークした24歳のサバレンカだが、同サーフェスでは準優勝した2018年6月のイーストボーン(WTAプレミア)以来の決勝進出となる。

 昨年10月のモスクワ(WTA500/室内ハードコート)以来となる決勝進出を決めた27歳のアレクサンドロワは、ツアー初優勝を飾った2020年1月の深圳(WTAインターナショナル/ハードコート)に続くシングルスで2つ目のタイトル獲得を目指している。

 決勝で戦う両者の対戦成績は、2勝2敗のイーブン。昨年は10月にモスクワの準々決勝で顔を合わせ、アレクサンドロワが6-3 6-4で勝っている。

 ダブルスは決勝が行われ、エレン・ペレス(オーストラリア)/タマラ・ジダンセク(スロベニア)が第1シードのクデルメトワ/エリース・メルテンス(ベルギー)に6-3 5-7 [12-10]で競り勝ちノーシードから優勝を飾った。クデルメトワ/メルテンスはこれに先立ち準決勝をプレーし、第4シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)に6-4 6-2で勝っていた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより2020年はグラスコートシーズンがなくなり、昨年はツアーのカレンダーに組み込まれなかったため、この大会は3年ぶりの開催となる。

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写真◎Getty Images

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