腹筋を負傷したマレーが5度の優勝を誇るクイーンズクラブの大会を欠場
ATPツアー公式戦の「シンチ選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月13~19日/賞金総額227万5275ユーロ/グラスコート)が公式ツイッターを更新し、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が腹筋のケガを理由に欠場することになったと発表した。
前週のシュツットガルト決勝でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗れたマレーは、試合の終盤に左脇腹を痛めたことを試合後の記者会見で明かしていた。
ケガの深刻度は検査をするまでわからないと話していたマレーは月曜日に発表した声明文を通し、「今日の午後にスキャンした結果、僕は腹筋を痛めており、今年のクイーンズでプレーできる体調ではないということがわかりました。この大会は僕にとって非常に重要なものであり、特にグラスコートでプレーしていただけに出場できないのは非常に残念です」と述べた。
マレーはこのクイーンズクラブの大会で31勝8敗の戦績を誇っており、シングルスで大会史上最多となる5度の優勝を遂げていた。今回の彼は1回戦でロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する予定だったが、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のデニス・クドラ(アメリカ)が代わりに本戦入りすることになった。
写真◎Getty Images
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