マレーが2016年シーズン以来の対トップ5勝利、チチパスを倒して準決勝でキリオスと対決 [ATPシュツットガルト]

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月6~12日/賞金総額76万9645ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-6(4) 6-3で倒してベスト4進出を決めた。

 バックハンドのスライスを使ってボールを低く保ち、チャンスと見れば素早くネットに詰めてとどめを刺すなど、マレーはグラス巧者としての腕前を存分に発揮した。

「素晴らしい雰囲気だった。ほとんど満席だったし、今日はとてもいい天気でテニスをするには本当にいいコンディションだった。いいプレーができたと思う。第1セットで彼は信じられないほどいいサービスを打っていた」とマレーはオンコートインタビューで語った。

「チャンスは非常に少なかったと感じたけど、彼が僕のサービスゲームでチャンスを作ったときでも僕は強気な姿勢を崩さなかった。僕はタイブレークで非常に堅固にプレーし、第2セットではラリーになったときに多くのポイントで自分が主導権を握っていると感じていた。いいパフォーマンスだったよ」

 この勝利で両者の対戦成績は1勝1敗となり、マレーはグラスコートでの戦績を113勝23敗とした。復帰したての頃は相手が誰であれ勝利を重ねることに苦労していたマレーだが、今年に入ってからはデニス・シャポバロフ(カナダ)や今回のチチパスを含め、上位選手に対しても勝利を挙げる頻度が上がった。

 2016年シーズン以来の対トップ5勝利をマークしたマレーは次のラウンドで、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)が6-7(3) 0-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がったニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とオスカー・オッテ(ドイツ)の顔合わせとなった。ベレッティーニが第6シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)との同胞対決を3-6 6-3 6-4で制し、オッテはバンジャマン・ボンジ(フランス)が腹筋の痛みを理由に試合前に棄権したため不戦勝で勝ち上がりを決めた。

 3月末に右手を痛めて小規模な手術を経てこの大会で復帰したばかりのベレッティーニは、「本当に厳しい試合だった。ロレンツォは本当にいいプレーをしていた。僕はあまり心地よくプレーできていなかったけど、まあそれは当然だと思う。何せ3ヵ月もプレーしていなかった訳だからね。カムバックというのは簡単じゃない。観客が助けてくれた。チームも常に僕と一緒にいてくれる。勝ててうれしいよ」と試合後にコメントした。

 オンコートインタビューで友人でもあるソネゴとの対決をどう感じたかと尋ねられたベレッティーニは、「世界最高の大会で彼とプレーできるというのは素敵なことだ。僕らは10歳くらいの頃から対戦し始めたから、今の僕たちがこのような場所でプレーしているというのは感慨深いね。彼は本当にいい奴なんだ。僕らはよく一緒に練習しているんだよ」と答えた。

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写真◎Getty Images

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