「優勝を狙っている」大会直前に自信を見せるマレー [ウインブルドン]

6月12日、シュツットガルトのボス・オープン決勝で、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗れたアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルスでラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)や昨年準優勝のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が優勝候補に挙げられる中、2013年と2016年に優勝経験のあるアンディ・マレー(イギリス)が優勝を狙うと宣言した。

 昨年は3回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)に敗退したが、今月のシュツットガルトでは決勝に進出。そのあと腹筋を痛めたことを明かしたが、重傷ではないようだ。

「今大会は優勝したい。それが目標だ。正直、1年前はフィジカルの状態が万全ではなかった。準備段階でいくつかケガを抱え、欠場するかどうか迷っていたくらいだ。今年は凄くいい状態だよ」

 3月からマレーのコーチとして3度目の就任となったイワン・レンドル(アメリカ)もポジティブに見ている。

「今年のオーストラリアでラファが見せた姿を憶えているだろ? 彼らは本当に凄い。誰も成し遂げていないことを目指して戦っている。彼らはできると信じれば、何だってできる。ラファは復帰できるかわからないと語っていたところから、オーストラリアン・オープンで優勝した。“ビッグ4”は皆、やると言ったらやるんだ!」

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写真◎Getty Images

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