ガルシアがアンドレスクを倒してグラスコートで3度目の優勝 [バート ホンブルク・オープン]
WTAツアー公式戦の「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月19~25日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、カロリーヌ・ガルシア(フランス)がビアンカ・アンドレスク(カナダ)に6-7(5) 6-4 6-4で競り勝ちキャリア8度目のツアー優勝を飾った。
タイブレークの末に第1セットを先取したアンドレスクは第2セットも4-2とリードしていたが、そこから4ゲームを連取してセットオールに追いついたガルシアが第3セットもワンブレーク差で制して2時間42分の激闘を締めくくった。
今大会でのガルシアは1回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を2-6 6-3 6-4で、2回戦で予選勝者のカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-3 6-4で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のサビーネ・リシツキ(ドイツ)を6-3 7-6(7)で、準決勝では第9シードのアリゼ・コルネ(フランス)を7-6(9) 3-6 7-5で破って決勝進出を決めていた。
2016年マヨルカと19年ノッティンガム(ともにWTAインターナショナル)を制した実績を持つガルシアは、グラスコートで3度目の栄冠に輝いた。
過去にツアーレベルのグラスコート大会で2試合しか勝ったことがなかった22歳のアンドレスクは、2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来のタイトルを目指していた。
このあとに行われたダブルス決勝では、第1シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)が第2シードのアリシア・ロソルスカ(ポーランド)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)を6-4 6-7(5) [10-5]で倒して同ペアでのツアー3勝目を挙げた。
写真◎Getty Images
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