シフィオンテクの連勝は「37」で終了、コルネがセレナに勝った2014年に続いてウインブルドン3回戦で世界1位を打倒

写真はアリゼ・コルネ(フランス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、アリゼ・コルネ(フランス)が第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 6-2で倒す番狂わせを演じてベスト16に進出した。試合時間は1時間33分。

 シフィオンテクは2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6大会連続優勝中だったが、キャリア最長の連勝記録は「37」でストップした。

 ウインブルドンに2年連続3度目の出場となった21歳のシフィオンテクは、2年ぶりに開催された昨年のベスト16が最高成績。そのときは大会初勝利を含む3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-5 1-6 1-6で敗れていた。

 金星を挙げた32歳のコルネはこれが世界ナンバーワンの選手と7度目のマッチアップだったが、4勝3敗と勝ち越した。ウインブルドンでは2014年にも3回戦で当時世界ランク1位だったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を1-6 6-3 6-4で倒す番狂わせを演じており、今回はそれ以来の4回戦進出となった。

 ギネス記録を持つ杉山愛さんに並ぶグランドスラム62大会連続出場中のコルネは次のラウンドで、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)と対戦する。前年に4強入りしたトムヤノビッチは3回戦で、第13シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を2-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった。

 そのほかの試合では第4シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が第25シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を7-5 7-6(4)で、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がジェン・チンウェン(中国)を7-6(4) 7-5で、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)は第8シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2 7-6(5)で下してそれぞれ16強入りを決めた。リバキナとマルティッチは、4回戦で顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○7アリゼ・コルネ(フランス)6-4 6-2 ●1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]

○24エレナ・リバキナ(カザフスタン)[17] 7-6(4) 7-5 ●19ジェン・チンウェン(中国)

○26ペトラ・マルティッチ(クロアチア)6-2 7-6(5) ●32ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[8]

○33パウラ・バドーサ(スペイン)[4] 7-5 7-6(4) ●40ペトラ・クビトバ(チェコ)[25]

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写真◎Getty Images

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