「もう一度ここに戻ってきたい!」フェデラーがセンターコート100周年式典で語る [ウインブルドン]

センターコート100周年式典で語るロジャー・フェデラー(右/スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 7月3日、ウインブルドンのセンターコートでセンターコートの100周年記念式典が行われ、多くの過去のチャンピオンたちが顔を揃えた。その中で、男子シングルス最多となる8回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)がスピーチを行った。

「幸運にもこのセンターコートで多くの試合をプレーしてきた。今日は選手ではない立場でここに立っているのが気まずいよ。でも、ここにノバク(ジョコビッチ/セルビア)や他のチャンピオンたちと並んでいることは素晴らしい。このコートでは最大の勝利、敗北を経験してきた。僕のハイライトは2001年に憧れのピート・サンプラス(アメリカ)とここで対戦できたこと。とても感謝している。彼は僕ら多くの選手をインスパイアしてきた。ここでまた成功をおさめたい。テニスというスポーツの素晴らしさをまたアピールしたい。もう一度ここに戻ってきたい!」

――今年選手としてウインブルドンに出られず、寂しくない?

「もちろん寂しい。ここにいたいさ。昨年このコートに立ったとき、タフな1年になると覚悟していた。でも、復帰にここまで時間がかかるとは思っていなかった。膝の状態に悩まされている。でも、自宅で幸せに過ごしているから、いい1年だ。テニスがどうであれ、子供たちは元気だ。今年は旅行できるかわからなかったけど、ここからスタートできてうれしい」

――このセンターコートでの一番の思い出は?

「2001年のサンプラス戦。それから、2003年にマーク・フィリポーシス(オーストラリア)に勝って優勝したことだ」

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写真◎Getty Images

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