「最高レベルで戦うための準備ができていない」と錦織がオーストラリアン・オープン欠場
アンディ・マレー(イギリス)がグランドスラム大会復帰を延期した翌日、今度は日本の錦織圭(日清食品)が右肘の故障を理由に1月20日に開幕するオーストラリアン・オープン出場を断念する旨を発表した。
テニス・オーストラリア(豪テニス協会)は月曜日に、錦織がオーストラリアン・オープンと来週から始まる新しい男子の国別対抗チーム・イベント「ATPカップ」の出場を取り消したと発表した。ATPカップは、やはりオーストラリアのシドニー、パース、ブリスベンを会場に行われる大会だ。
USオープン3回戦でアレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れて以来プレーしていなかった世界ランク13位の錦織は、オフシーズンに肘に小規模な手術を受けなければならなかった。
「僕はまだ健康状態が万全ではなく、最高レベルで戦うための準備が100%できていないため、僕のチームと話し合った末にこの決断を下した」と錦織は説明した。
「オーストラリアは僕のお気に入りの場所、大会のひとつであり、この決断は軽々しく下されたものではなかった」
彼はまた、「チームとともに、僕は可能な限り早くコートに戻れるようハードワークを積み続ける。応援してくれてありがとう」と言い添えた。
2015年にキャリア最高の4位をマークした錦織は、4度オーストラリアン・オープンで準々決勝に至っており(2012年、15年、16年、19年)、メルボルン・パークでの戦績は29勝7敗だ。
グランドスラム大会優勝歴3度のマレーは日曜日に、故障からの回復において小さな後退が起き、用心のためオーストラリアに赴かないことにしたと発表していた。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は錦織圭(日清食品)、2019年7月ウインブルドンで撮影
LONDON, ENGLAND - JULY 10: Kei Nishikori of Japan looks dejected during his match against Roger Federer of Switzerland during Day 9 of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 10, 2019 in London, England. (Photo by TPN/Getty Images)
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