「言いたいことはたくさんあるが、今は何も言えない」暴行容疑で出廷要請を受けるキリオス [ ウインブルドン]

ウインブルドン準決勝に向けて練習するニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝に勝利したニック・キリオス(オーストラリア)について、暴行容疑で出廷要請があったというニュースが出たが、キリオスはノーコメントを貫いた。

――元恋人への暴行容疑で裁判所出廷となったことについて、自分から発信したいことがあれば。影響は大きい?

「いろんな考えが頭にあり、自分の側からは言いたいことはたくさんある。でも、このタイミングでは何も言えない。皆が聞きたいのは理解できるが、今はこの問題について何も話せることがない」

――この24時間はどんなものだった? この問題が頭から離れなかっただろうし、ファンも皆このニュースを読んで気になっているだろう。試合への影響はあった?

「影響はまったくなかった。俺も人間だから、ニュースは読んだし、皆が気になっているだろう。そんな中でウインブルドンの準々決勝を戦うというミッションに集中するのは大変だった。そのために準備してきた。準備に関しては何も影響がなかった。自分のことに集中して、自分の最高のパフォーマンスを発揮した」 

――何度も申し訳ないが、ウインブルドンの大会中に起訴されたことをどう思う? 出廷するのか?

「俺のコメントが欲しいのはわかるが、その件についてこれ以上話すことができない」

――ウインブルドンが始まる前からわかっていた? それとも我々と同じように昨日知ったのか?

「壊れたレコーダーのように喋って欲しいのか?」

――できれば答えて欲しい。

「できないんだ」

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写真◎Getty Images

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