上地結衣がウインブルドンのシングルスで初の決勝進出 [車いすテニス]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の車いす女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がジェシカ・グリフィオン(オランダ)を6-1 6-2で下して初優勝に王手をかけた。試合時間は55分。
ウインブルドンに2年連続9度目の出場となる28歳の上地は、シングルスでは3度(2017~19年)のベスト4がこれまでの最高成績だった。2年ぶりに開催された昨年は、1回戦で大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)に3-6 4-6で敗れていた。今大会の1回戦では、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-3 6-3で破って勝ち上がっていた。
上地は決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した大谷の勝者と対戦する。上地がこの試合で勝てば、シングルスで『生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)』を達成することができる。
ダナ・マシューソン(アメリカ)とのペアでダブルスにも出場している上地は、第2シードのモンジェーヌ/ルーシー・シューカー(イギリス)に対する初戦を控えている。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。
写真◎Getty Images
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