1セットダウンから立て直したジョコビッチが地元イギリスのノリーを退け大会4連覇に王手 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を2-6 6-3 6-2 6-4で下して大会4連覇に王手をかけた。試合時間は2時間34分。
ウインブルドンに2年連続17回目の出場となる35歳のジョコビッチは、これまでに6度(2011年、14年~15年、18年~19年、21年)タイトルを獲得。2年ぶりに開催された昨年はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-7(4) 6-4 6-4 6-3で倒し、グランドスラム大会で20回目の栄冠に輝いた。
2022年シーズンのジョコビッチは新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン未接種によりここまで6大会の参戦に留まり、5月のローマ(ATP1000/クレーコート)で優勝するなど16勝5敗の戦績で今大会を迎えている。
この結果でジョコビッチは、ノリーとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年11月にATPファイナルズ(イタリア・トリノ/室内ハードコート)のラウンドロビン(グループ内総当たり戦)で一度顔を合わせており、ジョコビッチが6-2 6-1で勝っていた。
今大会でのジョコビッチは1回戦でクォン・スンウ(韓国)を6-3 3-6 6-3 6-4で、2回戦でタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-1 6-4 6-2で、3回戦で第25シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-0 6-3 6-4で、4回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)を6-2 4-6 6-1 6-2で、準々決勝では第10シードのヤニク・シナー(イタリア)を5-7 2-6 6-3 6-2 6-2で破って4強入りを決めていた。
ジョコビッチは決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が腹筋のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がったニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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