元世界1位プリスコバがサーシャ・バイン氏とのパートナーシップを終了「多くのことを学んだ」

写真は2021年ウインブルドンを前に練習会場に向かうカロリーナ・プリスコバ(チェコ/先頭)とコーチのサーシャ・バイン氏(Getty Images)


 元世界ランク1位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が自身のSNSを更新し、コーチのサーシャ・バイン氏との契約を解消したと発表した。

 2018年シーズン開始直前に大坂なおみ(フリー)のコーチに就任したバイン氏は大坂がグランドスラム大会で獲得した4つのタイトルのうち最初の2勝を挙げた期間をともに過ごし、2019年オーストラリアン・オープン優勝後に袂を分かっていた。

 バイン氏は2020年の終りからプリスコバのコーチとしてチームに加わり、2021年ウインブルドン決勝でアシュリー・バーティ(オーストラリア)に敗れはしたが準優勝という結果をふたりは残していた。

 プリスコバはそのあとオフシーズンのジムトレーニング時の事故で腕の骨を折ったため今年のオーストラリアン・オープン欠場を余儀なくされ、3月のインディアンウェルズで今年最初の大会を戦ったが復帰後の戦績は9勝11敗と揮わなかった。彼女はW5月のストラスブールで4強入りし、6月のベルリンで準々決勝に進出したが、今年のウインブルドンでは2回戦で世界131位のケイティ・ブルター(イギリス)にフルセットで敗れていた。

 30歳のプリスコバはSNSを通し、「いいことにも終りはきます。サーシャが私とチームのためにしてくれたことすべてに感謝します。素晴らしい時間を過ごし、多くのことを学びました。特にもっとポジティブになり、自分を信じる方法について」とバイン氏にメッセージを送り、「友の幸運を祈ります」と締めくくった。

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写真◎Getty Images

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