「ニックは悪童を演じているだけ」元代理人が語るキリオスの素顔

ウインブルドン決勝を戦い終え、プレーヤーズブリッジを渡るニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 ウインブルドンで初の決勝進出を果たしたニック・キリオス(オーストラリア)。その類稀な才能を、まだ10代の頃に発掘した元代理人のジョン・モリス氏がキリオスは悪童キャラを演じているだけだと主張する。

「ニックは、本当は悪童ではないよ。彼は自分を守るためにあのような態度を取っているんだ。キリオスはキャリアの最初から悪童のラベルを背負わなければならなかった。彼は先のウインブルドンでも自分を演じていた。いろんな意味で彼は演劇に出てくるようなキャラクターだが、それは自己防衛の手段でもあるんだ」

 キリオスが演じる暴れん坊キャラという仮面の下には、今もモリス氏が初めて出会った頃の純粋な少年がいるという。

 そんなキリオスは大会後、休暇に入っており、中南米バハマのリゾートでの様子を自身のインスタグラムに投稿している。

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写真◎Getty Images

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