WTAツアー今季最長の2セットマッチを制したラドゥカヌが今季2度目の8強入り [シティ・オープン]
WTAツアー公式戦の「シティ・オープン」(WTA250/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がカミラ・オソリオ(コロンビア)に7-6(5) 7-6(4)で競り勝ちベスト8に進出した。
この大会は2020年が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで中止となり、昨年は男子大会のみ行われたため、女子大会は3年ぶりの開催となる。
競り合いの末に第1セットを先取したラドゥカヌは第2セット5-4でサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックを許したが、もつれ込んだ2つ目のタイブレークを制して試合を締めくくった。2セットで2時間50分かかった2人の対決は、今季のWTAツアー本戦における最長試合となった。
ラドゥカヌは次のラウンドで、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を4-6 6-3 6-2で破って勝ち上がったリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。
そのほかの試合ではラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のワン・シユ(中国)がドナ・ベキッチ(クロアチア)を4-6 7-5 6-1で倒して8強入りを決めたが、第4シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)とテレザ・マルティンコバ(チェコ)の試合は悪天候により延期となった。
写真◎Getty Images
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