ナダルがモントリオールのATPマスターズ1000大会出場を取り消し
ATPツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月8~14日/賞金総額657万3785ドル/ハードコート)にエントリーしていたラファエル・ナダル(スペイン)が、腹筋の問題を理由に出場を取り消した。
同大会で5度の優勝経験を持つナダルは7月6日のテイラー・フリッツ(アメリカ)に対するウインブルドン準々決勝で腹筋の状態を悪化させ、それ以来回復に励んでいた。彼は腹筋の痛みが強くなってサービスを全力で打つことが着ない状態ながら5セットに渡る死闘の末にその試合に勝ったが、準決勝を前に棄権を余儀なくされていた。
「少し前からサービスは打たずに練習を再開しており、4日前からサービスも打ち始めた。すべては順調に進んでいたが、昨日の通常練習が終わったあとにふたたび腹筋に違和感を覚え、今日もその状態が続いている」とナダルはテニスカナダ(カナダテニス協会)が発表した声明文の中で説明した。
「医師と話し合ったあと、我々は保守的に対処するほうがよいと判断して競技復帰を数日待つことにした。僕の決断を理解してくれた大会ディレクターと彼のチームにお礼を言いたい。モントリオールに行くことができず、本当に悲しい。これは僕が5回も優勝した大会だ。また戻って素晴らしい観客の前でプレーしたいと心から願う」
この大会は隔年でトロントとモントリオールで男女の大会を交互に開催しているため、男子の大会がモントリオールに戻ってくるのは2年後となる。
「言うまでもなく、ラファ(ナダル)が今年の大会に出場できないことにがっかりしています。彼はこの大会で5度優勝し、2019年にモントリオールで最後の男子チャンピオンとなった選手ですから、ファンは彼の帰還を待ちわびていました」とモントリオールの大会ディレクターであるユージーン・ラピエール氏はコメントした。
「その一方で上位44位のうち41人が出場を予定しており、IGAスタジアムでふたたびエキサイティングなテニスを披露できることは間違いないと確信しています」
写真◎Getty Images
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