ガウフが自己最長試合の末にサバレンカを倒して8強入り「このような試合は大きな自信になる」 [WTAトロント]
WTAツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月8~14日/賞金総額269万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第10シードのコリ・ガウフ(アメリカ)が第6シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に7-5 4-6 7-6(4)で競り勝ちベスト8に進出した。
第3セット第2ゲームでサービスゲームを落としたガウフは一時0-3とリードされていたが、サバレンカの自滅的なプレーの助けもあって第5ゲームでブレークバックした。ガウフはもつれ込んだタイブレークで安定感と要所での攻撃性を兼ね備えたプレーを見せ、最後は2本のファーストサーブで堂々と勝ちきった。
ふたりはこれが4度目のマッチアップだったが、対戦成績はガウフの3勝1敗となった。
エレナ・リバキナ(カザフスタン)に対する2回戦でも第2セットで4つのマッチポイントをものにし損ねながらも最終的に6-4 6-7(8) 7-6(3)で勝利をもぎ取っていたガウフは、「間違いなく大きな自信になるわ。あのような厳しい瞬間にも私は踏ん張り抜くことができるのだと知っていることになる訳だから」と試合後にコメントした。
「グランドスラム大会で優勝したいのなら、彼女のような相手を倒していかなければならないわ。だからこそこのような試合は私により大きな自信を与えてくれる。そして私には今、このような選手たちと対戦するときにどのように感じるかを知っている。彼女たちはこちらに何も与えてくれないから、そんなことは期待すべきじゃないの」
それはまた3時間11分の戦いであり、ガウフにとってはその若いキャリアで最長の試合だった。これ以前の最長試合は、2021年ローマの1回戦でユリア・プティンセバ(カザフスタン)に勝ったときの2時間57分だった。
着々と力をつけつつある18歳のガウフは今季6度目の準々決勝で、ジル・タイヒマン(スイス)を6-2 7-5で破って勝ち上がった第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。
同大会で2016年と18年にタイトルを獲得した実績を持つハレプは風の強い難しいコンディションの中で勝利を決めたあと、「これは私にとって特別な大会なの。私はいつもこの大会でいいプレーをしてきたから。今日は風のせいでボールの感触を掴むことができず、お互いにとって相当難しい状況だった。厳しい試合だったけど、最後までメンタル的な強さを持って戦い抜くことができて本当にうれしいわ」と話した。
写真◎Getty Images
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