シフィオンテクが初戦突破で今季のマッチ50勝目 [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~21日/賞金総額252万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、 第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-4 7-5で下して16強入りを決めた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。決して本調子ではなかったシフィオンテクは17本だったウィナーよりも多い25本のアンフォーストエラーを犯したが、グランドスラム優勝経験者同士の対決を1時間39分で制して今季のマッチ50勝目を挙げた。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)まで6大会連続優勝を飾った21歳のシフィオンテクは、2000年以降の女子ツアーで単独トップとなるマッチ37連勝をマークした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第16シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 7-5で破って勝ち上がったマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

 この日初戦に臨んだシフィオンテク以外の上位シード勢は第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第6シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が3回戦に駒を進めたが、第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は敗れた。

 7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でグランドスラム初制覇を果たしたエレナ・リバキナ(カザフスタン)がムグルッサを6-3 6-1で退け、予選勝者のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)はこの日の最終試合でバドーサを6-7(3) 6-0 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合では第10シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、エリース・メルテンス(ベルギー)、ジャン・シューアイ(中国)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が右太腿、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)が右足首、予選勝者のマリー・ブーズコバ(チェコ)も負傷により棄権したため、クデルメトワ、リスク アムリトラジ、ロジャーズはそれぞれ不戦勝で2回戦をクリアした。

 3回戦ではジャバーがクビトバと、サバレンカがロジャーズと、ペグラがラドゥカヌと、クデルメトワがトムヤノビッチと、リバキナがリスク アムリトラジと、メルテンスが予選勝者のカロリーヌ・ガルシア(フランス)と、ジャンは第2シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles