前年の準優勝者タイヒマンが初戦敗退、カサキナとフェルナンデスはシードダウン [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はジル・タイヒマン(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~21日/賞金総額252万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、ウインブルドン優勝歴2回のペトラ・クビトバ(チェコ)がジル・タイヒマン(スイス)を6-7(2) 7-6(6) 6-3で倒して今夏のハードコートシーズンで初勝利を挙げた。

 競り合いの末に第1セットを先取したタイヒマンは第2セット6-5で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックを許し、タイブレークで6-5としてマッチポイントを握りながら続く3ポイントを連取されて最終セットに持ち込まれていた。

 25歳のタイヒマンは昨年の大会でワイルドカード(主催者推薦枠)のチャンスを生かして快進撃で勝ち上がり、決勝でアシュリー・バーティ(オーストラリア)に3-6 1-6で敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 クビトバは2回戦で、第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)とソラナ・シルステア(ルーマニア)の勝者と対戦する。

 この日はクビトバ以外にも4人のグランドスラム優勝経験者がプレーし、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、エレナ・リバキナ(カザフスタン)、ワイルドカードで出場したスローン・スティーブンス(アメリカ)が2回戦に駒を進めたが、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)はベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に3-6 3-6で敗れた。

 そのほかの試合ではアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)に加え、カロリーヌ・ガルシア(フランス)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、テレザ・マルティンコバ(チェコ)の予選勝者3人とワイルドカードを得て参戦したキャサリン・マクナリー(アメリカ)が初戦を突破した。

 アニシモワが第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-4で退け、アレクサンドロワは第13シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4 7-5で下してそれぞれシードダウンを演じた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles