カサキナが19歳パリーに快勝でサビルとの決勝へ [WTAグランビー]

写真はナショナルバンク・オープンでのダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「グランビー・ナショナルバンク選手権」(WTA250/カナダ・ケベック州グランビー/8月21~27日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)がディアン・パリー(フランス)を6-2 6-0で下して今季2勝目に王手をかけた。

 73.3%入ったファーストサーブから88%のポイントを取ったカサキナは最初のサービスゲームを落としたが、試合を通して6度ブレークして62分で快勝した。19歳のパリーにとって、これはキャリア初のツアー準決勝だった。

「今日のプレーには満足しているわ。最初は少し競ったけど気持ちを落ち着かせることができて、第1セットの途中からは最後まで本当にいいプレーができたしね」とカサキナは試合後にコメントした。
 
「決勝をプレーするというのは常に素晴らしいことよ。そんなにたくさん経験できる訳じゃないから。残念だけど、そんな感じなの。だからいつだって決勝は特別だし、わくわくしているわ。明日に向けてしっかり準備しなきゃね」

 カサキナは決勝で、第10シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)が肩のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった第9シードのダリア・サビル(オーストラリア)と対戦する。

 ふたりの対戦成績は2勝0敗でカサキナがリードしているが、いずれもフルセットでの決着となっていた。ハードコートでは2015年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦で顔を合わせており、カサキナが6-2 4-6 7-5で勝っている。

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写真◎Getty Images

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