カサキナがサビルを下し、サンノゼに続き初の北米ハードコートシーズンで2つ目のタイトル獲得 [WTAグランビー]

写真はムバダラ・シリコンバレー・クラシックでのダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「グランビー・ナショナルバンク選手権」(WTA250/カナダ・ケベック州グランビー/8月21~27日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第9シードのダリア・サビル(オーストラリア)を6-4 6-4で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間53分。

 両者はこれが3度目の対戦だったが、カサキナの3戦全勝となった。ハードコートでは2015年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦で顔を合わせており、カサキナが6-2 4-6 7-5で勝っていた。

 25歳のカサキナがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、3週間前のサンノゼ(WTA500/ハードコート)に続いてキャリア6度目となる。決勝での戦績は、6勝5敗となった。

 今大会でのカサキナは1回戦でグリート・ミネン(ベルギー)を6-7(4) 6-4 6-2で、2回戦でマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-3 6-2で、準々決勝で第5シードのヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を6-3 6-2で、準決勝ではディアン・パリー(フランス)を6-2 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 アキレス腱の手術から復帰したあと2月の627位から急速にトップ100返り咲きを果たした元世界ランク20位のサビルは、2017年8月のニューヘブン(WTAプレミア/ハードコート)以来となるツアー2勝目を目指していた。

 このあとに行われたダブルス決勝ではアリシア・バーネット/オリビア・ニコールズ(ともにイギリス)がハリエット・ダート(イギリス)/ロザリー・ファン デル フック(オランダ)とのノーシード対決を5-7 6-3 [10-1]で制し、ともにツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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