「セレナはグレーテスト・オブ・オール・タイムよ！」3回戦でセレナを倒したトムヤノビッチ [USオープン]

2022-09-03

「セレナはグレーテスト・オブ・オール・タイムよ！」3回戦でセレナを倒したトムヤノビッチ [USオープン]

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オンコートインタビュー後にサインボールをスタンドに打ち込むアイラ・トムヤノビッチ（オーストラリア）（Getty Images）

　今年最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月29日～9月11日／ハードコート）の女子シングルス3回戦でセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）を7-5 6-7(4) 6-1で倒したアイラ・トムヤノビッチ（オーストラリア）がオンコートインタビューでセレナ、そしてファンにメッセージを送った。

「申し訳ない。皆さんがセレナのことを大好きなように私も彼女が大好きだから。私にも、そして女子テニスにとって彼女が貢献してきたことは信じられないほど凄い。自分が子供の頃に彼女の試合を観ていたときは、まさか私が彼女の最後の試合で相手をするなんて、まったく思ってもいなかった。これは私にとっても特別な瞬間なの。この試合では、彼女が私を倒すと思っていたからプレッシャーは感じなかった。最後の1ポイントまで勝てると思わなかった。彼女はリードされていても、いつもいいプレーをして優勢に立っている。何度勝つのにマッチポイントが必要だったか覚えていない。でも、それが彼女なんだと思う。まさに、この時代のグレーテスト・オブ・オール・タイムよ！」

第2セットを落として苦しんだが、どのように最終セットで盛り返したのか。

「第2セットを落としたけど、自分のプレーは悪くなかった。彼女が素晴らしかっただけ。2秒間でも気を抜いたり集中を切ったら、一気に第3セットを取られるとわかっていた。1ポイントずつ集中して粘るしかなかった。彼女は『どこの出身なのか、自分の環境がどうなのかは関係ない。夢を見ていれば必ず叶うし、どんなことも可能』だということを証明してくれた。彼女はチームや家族から素晴らしいサポートを受けていて、私も同じように家族が帯同している。その点でも凄くお手本になっていた。彼女がコートからいなくなることは本当に寂しい。テニス界にとって大きな変化になると思う。ありがとう」

トムヤノビッチは4回戦で、リュドミラ・サムソノワ（ロシア）と対戦する。

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写真◎Getty Images

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