激闘の末にキリオスを倒したハチャノフが初めてグランドスラム4強の舞台へ [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第27シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)を7-5 4-6 7-5 6-7(3) 6-4で倒し、四大大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は3時間39分。
フラッシングメドウに7年連続出場となる26歳のハチャノフは、2018年と20年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第25シードとして臨んだ昨年は、1回戦でロイド・ハリス(南アフリカ)に4-6 6-1 6-4 3-6 2-6で敗れていた。
この結果でハチャノフは、キリオスとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。グランドスラム大会では2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で顔を合わせ、キリオスが6-2 7-6(5) 6-7(6) 6-7(7) 7-6(10-8)で勝っていた。
今大会でのハチャノフは1回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を3-6 6-1 6-2 6-2で、2回戦でチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-3 6-3 5-7 6-4で退け、3回戦はジャック・ドレイパー(イギリス)が第3セット途中で棄権したため勝ち上がり、4回戦では第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を4-6 6-3 6-1 4-6 6-3で破って8強入りを決めていた。
ハチャノフは次のラウンドで、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準々決勝で、第13シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-1 6-4 7-6(4)で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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