フィリピンのエアラが全仏ジュニア単複2冠のハブリコバを下してグランドスラム・ジュニアのシングルスで初優勝 [USオープン]

写真はジュニア女子シングルスで優勝を決めた瞬間のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)のジュニア女子シングルス決勝で、第10シードのアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)が第2シードのルーシー・ハブリコバ(チェコ)を6-2 6-4で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間8分。

 既にITFツアーで2勝を挙げるなどしてWTAランキング300位以内につけている17歳のエアラは2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と昨年のフレンチ・オープンフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でジュニア女子ダブルスのタイトルを獲得した実績を持っていたが、シングルスで初優勝を飾った。

 6月のロラン・ギャロスで単複2冠を達成したハブリコバはディアナ・シュナイダー(ロシア)とのペアで第1シードとして出場しているダブルスでも勝ち残っており、カロリーナ・キュール/エラ・ザイデル(ともにドイツ)に対する決勝を控えている。

 単複で勝ち進んだハブリコバは前日にシングルス準決勝でダブルスパートナーでもある第7シードのシュナイダーを6-4 6-4で破ったあと、ダブルス準々決勝と準決勝を戦い3試合計6セットをこなしていた。

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写真◎Getty Images

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