内島萌夏が前回完敗を喫したラヒモワを倒してシングルスでツアー本戦初勝利 [WTAモナスティル]

写真はウインブルドンでの内島萌夏(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ジャスミン・オープン・モナスティル」(チュニジア・モナスティル/10月3~9日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で内島萌夏(フリー)がカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-3 6-3で倒し、同種目でツアー本戦初勝利を挙げた。試合時間は1時間42分。

 今大会に予選から出場した21歳の内島は第3シードで1回戦がBYEで免除されており、初戦となる最終ラウンドで第11シードのニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)を6-2 6-2で下して本戦入りを決めていた。今シーズンの内島はW60大会で2勝を挙げるなどして躍進し、トップ200入りした。

 この結果で内島は、ラヒモワとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は8月にブロンクス(W60/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ラヒモワが6-0 6-1で勝っていた。

 内島は次のラウンドで、予選を勝ち上がってきた17歳のリンダ・フルビルトバ(チェコ)を6-2 7-5で破って勝ち上がった第4シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。内島はラウラ・ピゴッシ(ブラジル)とのペアでダブルスにもエントリーしていたが、パートナーが左太腿を痛めて棄権したため第4シードのヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)/エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)が不戦勝で準々決勝に駒を進めた。

 そのほかの日本勢は加藤未唯(ザイマックス)がアンジェラ・クリコフ(アメリカ)とのペアで第2シードとしてダブルスに参戦しており、初戦の相手はイザベル・ハヴェラグ(オランダ)/プラルタナ・トンバリ(インド)となっている。

 ジャスミン・オープンはWTA250に格付けされる大会で、シングルス32ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○9内島萌夏(日本/フリー)[3] 6-2 6-2 ●12ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[11]

予選1回戦

9内島萌夏(日本/フリー)[3] 10Bye

上位出場選手シード順位|シングルス

オンス・ジャバー(チュニジア)[1]
ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[2]
アリゼ・コルネ(フランス)[3/WC]
ペトラ・マルティッチ(クロアチア)[4]

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写真◎Getty Images

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